ゆらぎ世代とヨガ


女性特有の「波」とは?

皆さんこんにちは。連休が明けましたね!日常に戻ることに、少しほっとしている頃でしょうか?

「前より疲れやすいなぁ」なんて思うこと、ここ最近増えていたりしませんか?

今日は女性の体の変化についてお話ししますね。

私の同世代は、現在40代真ん中か少し超えた頃。がむしゃらに働いたり、睡眠が足らなくても動けた20・30代と比べれば「気力」だけでは乗り切れない、無理をすれば「あとから堪える」そんなことが、わかるお年頃(笑)

ある程度の「自分の取説」は出来上がってきているはずだったのに、また最近うまく取り扱えないなぁ・・そんな人もいるかもしれませんね。

これまで、私の自主開催クラスには、30代〜40代そして、50〜70代へ入られる方が多く参加されています。

そして時々30・40代の方々が60代以上の先輩方を見て「エネルギッシュで元気そう!」「私より元気だよね〜」そんな風に言ってくれることもあります。

もちろん先輩方がお元気なのは事実なのですが、実際に60代でヨガを続ける女性たちに「何もない」人はほとんどおらず、それぞれご病気や怪我などの経験もあったり、コンディションの不良もあるのです。

でも皆さん、その状況や不調とも上手に付き合っているため、それが結果として「お元気」「エネルギッシュ」に見えるのでしょうね。

揺らぎ世代、更年期は病気じゃない

20・30代の頃よりも経験値が増え、気持ちには余裕が出てくる40代以降、子育てでは小さかった子供が巣立ったり、手が掛からなくなってきたはずなのに「なぜかすっきりしない」・・!

「これ、歳なのかな」「仕方がないのかな」「同世代あるあるかな?」「更年期始まってるの?」」

女性は「一生」の中で、子宮や卵巣の役割が活発な20〜30前半を過ぎた頃から徐々にホルモンバランスにも変化がみられ、40代に入って45歳以降は特に「閉経」向かって、微々たるホルモンの仕業で多かれ少なかれ影響があるのです。

「病気じゃないのにだるいなぁ」「太りやすいなぁ」「浮腫みやすいなぁ」「生理が不順」「ホットフラッシュが嫌」などと感じることが増えてくる時期です。

また体のコンディションが不安定だと、気分も浮き沈み、感情の揺れに疲れちゃったりしますよね。

それら、どれも全部あってもいいんですよ。

これまでと違うことがあっても都度「自分の取説」のバージョンを更新していけばいいのではないでしょうか?

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更年期は「期間」のこと

(45歳〜55歳は更年期と呼ばれる時期です)

「更年期」という言葉にはネガティブな意味合いがないということ、更年期の時期に何か不調が出ることが「更年期症状」

それによって起こる弊害を「更年期障害」と呼びます、また更年期障害は女性の全員に現われるわけではなく「個人差」があります。

生まれてきて、やがて命が尽きるまで、どんどん人は変化します、変わり続けているのです。

年月と共に訪れる、その変化を怖がる必要はないのですよね。

「更年期症状」がお母様やお姉様、お友達と同じように、ご自分にも起こるとも限りません。

白髪、しわ、肌の艶、体型の変化など年月と共に、受け入れたくないことも出るかもしれませんが、

「嫌だなぁ」と思ったり、不安や心配で気にしてばかりでは自信がなくなり、元気もなくなってしまいます。

多くの40、50代の女性たちは、目まぐるしい日常を頑張って生きています。女性特有の「波」うまく乗りこなせるといいですよね。

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「更年期」世代、ヨガで何ができる?

更年期は、女性にとって大きなライフステージのひとつ。ホルモンバランスの変化によって、心や身体にさまざまな影響があらわれる時期です。
不眠、ほてり、気分の浮き沈み、疲れやすさ、肩こり…。こうした症状に悩まされることも少なくありません。

ヨガの「静」と「動」

リズミカルな呼吸と、適度な負荷から体質が変わり始め、更年期症状が消えたというお声や、症状が緩やかになることもありますよ!

ヨガの主な効能

🔸 自律神経を整える
呼吸を意識したヨガの動きは、交感神経と副交感神経のバランスを整え、心身をリラックスさせます。

🔸 ストレス軽減・気分の安定
ヨガの瞑想や深い呼吸は、気持ちを落ち着け、イライラや不安の軽減に効果的。前向きな気持ちを取り戻すサポートになります。

🔸血行促進・冷えの改善
ゆったりとしたポーズで全身を動かすことで血流が良くなり、冷えやこわばりの改善につながります。

🔸 睡眠の質を向上
心身を穏やかに整えることで、夜の眠りが深くなり、朝の目覚めもスッキリしやすくなります。

🔸体力維持・柔軟性の向上
無理なく続けられる動きで、筋力や柔軟性をキープ。身体の衰えを防ぎ、自信にもつながります。

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ヨガクラス参加のメリット


ヨガはポーズが形になることや、柔軟性を高めることがゴールや目的ではありません。

あなたの体の様子を知る・観察することからスタート。競い合い、周りと比べるものでもないのでご安心ください。

ご自分の胸に手を当て、毎日絶え間なく繰り返される呼吸、気にかけてみましょう。

労りの気持ちを「ご自分」に向けてみることからヨガが始まります。



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